亀甲縛り(きっこうしばり)は緊縛において最も一般的な縛り方の一つです。
拘束感が少ないものの見た目が美しい為多用される。
但し下半身の責めとしては弱い為股縄と兼用すると効果的である。
尚厳密には身体に這う縄が六角形になるものを亀甲縛りと呼び菱形になるものを菱縄縛りと呼ぶが
完成した全体としての見た目が亀の甲を連想させるという観点から菱縄縛りも亀甲縛りに含める場合もあります。
亀甲の極意 -其の壱-
縄は半分に折って使います。
緊縛では縄を半分に折って縛る場合がほとんどです。
これは一本で縛るよりも安定感が増し、身体へ一本の縄が強く食い込むことを防ぐ目的があります。
亀甲の極意 -其の弐-
縄の真ん中で首に縄を引っ掛けて垂らします。
亀甲の極意 -其の参-
結び目を正面に4個作ります。
このとき、結び目の場所は、縄の間に縄を通すことによって後で上に動くので、
考えているよりも下の位置に結び目を作りましょう。
亀甲の極意 -其の四-
縄を股にくぐらせ、首の後ろにある縄に引かっけます。
亀甲の極意 -其の伍-
縄を左右に分け、菱を作っていきます。
亀甲の極意 -其の六-
縄を結び目と結び目の間に入れ、菱を順番に作ります。
このとき、一箇所のみを強く引っ張ると形がいびつになるので、
左右同時に縄を引っ張り、菱の形が均等になるようにしましょう。
亀甲の極意 -其の七-
背面の縦縄に引っかけてまた縄を前へ。左右一緒。
亀甲の極意 -其の八-
同じ要領で結び目の間に縄を通します。
亀甲の極意 -其の九-
最後の菱までつくります。
亀甲の極意 -其の拾-
後ろで縄を縛りましょう。
亀甲の極意 -其の拾壱-
完成です。
菱縛りでは、腕を拘束することができないので、
拘束する場合には後ろ手縛りと組み合わせることが一般的です。
菱縛りの上から後ろ手縛りをしましょう。
亀甲の極意 -其の拾弐-
体中に縄がかかり、股にも縄が食い込みますので、 どこを引いても股の縄が刺激されます。
乳首の愛無などと合わせて股の周辺にある縄をひっぱると、より強い刺激を与えることができます。